近藤芳正さんの演技ワークショップ
1月10日11日19日近藤芳正さんの演技ワークショップを見学させていただきました。
途中参加者の皆さんに40分くらいレッスンをさせていただきました。
ワークショップで参加者の皆さんが試行錯誤しながら懸命に取り組んでる中、アクターズ・コンディショニングのレッスンは呼吸とからだのつながりをテーマにゆったりと行うので、体の力みや緊張から解放されるのを感じていただけるのだと思う。変化を感じすごく喜んでいただけるので、うれしい!やりがいがある。
近藤さんのワークショップは現役の俳優さんとしての経験からくる具体的でシンプルで説得力のある内容です。また様々な演技論や演技のメソッドを学ばれた体験とご自身の経験から構築されたオリジナルな指導をされていました。
レッスンに取り入れられてる一つ、べラレーヌシステムのレッスンから個人的に感じたことを記してみます。べラレーヌシステムの日本での第一人者岡田正子さんより、近藤芳正さんはべラレーヌシステムを教えることを許された方です。
1955年岡田正子さんはパリでベラ・レーヌ氏に、日本人として初めて師事しました。ベラ・レーヌ・システムの演技の基礎訓練を 6年間学び、指導者と認められました。帰国後日本でベラ・レーヌ・システムを指導し普及に努めています。
近藤さんのワークショップで、参加している俳優さんたちが日に日に変化し、表現が深くなっていくのを目の当たりにしました。
具体的に台詞の持つ意味を想像し、言葉として発した台詞の 言葉にはならない内側にある心の言葉が豊かになっていく役者さんたちの変化を見ていて、心の声がからだにちゃんとある人の演技は見る側に届きますね。
参加者一人一人に対する近藤さんの的確なアドバイスが、私自身のこととしてジンジン響いてきました。私もパフォーマーですから、表現の神髄に触れる言葉が聞けた瞬間ビリビリ響いてきますし、聞き逃すまい見逃すまいと身を乗り出してしまいます。
私自身に足りない、そしてとても大切な感じ方を言葉にして表現されていました。
見学しながら自分のこととして受け取りました~。
どう指導されてるかは細かく書けませんが、やはり第一線で活躍されてる役者さんの経験と生き方、表現者として輝き続けてる方の言葉は説得力あります。
~私が個人的に受け取ったものは~
🍀余計なものはいらない。
🍀オリジナリティ
🍀言葉の背景をできるだけ多く考える。
🍀演技は普段の生活、行動のすべてが大切。
🍀発する言葉と違う本音を意識する
🍀アイディアはその文章の中にある
🍀呼吸を変える(これは私の得意とするレッスン)
🍀そしてすべてが生き方につながる
ワークショップの帰りは、次の作品考えよう!という意欲がわいてきました。
ききたい言葉が聞けると嬉しい。
近藤さんのワークショップに
興味のある方こちらへ→近藤芳正オフィシャルサイト
先日テレビで ナイツの塙(はなわ)さんが近藤さんのワークショップに参加したと話してました。
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